WordPress 保守・更新代行のロードマップ
クラウドソーシングで小規模サイトの月次更新代行から始める
向いている人: WordPress の管理画面とテーマ・プラグインの仕組みを触ったことがあり、決めた手順を毎月同じように繰り返せる人(自分で検証用のサイトを用意できるとよい)
- ほかの始め方
- 全7ステップ
- 進捗はこの端末にだけ保存
最初の一歩: 登録条件・手数料・支払いの流れを公式ページで確認する(目安 60分)
始める前に
今日やる1タスク
進捗 0 / 7(0%)・残り約 12時間30分
次のステップ 1 / 7・目安 60分
登録条件・手数料・支払いの流れを公式ページで確認する
まずは「利用規約と料金ページを開き、登録・提案にかかる費用の有無を書き出す(15分)」から。
このステップに進む- 準備 0/2
- 実績づくり 0/1
- 応募 0/1
- 受注 0/2
- 継続 0/1
チェックはこの端末のブラウザにのみ保存されます。別の端末へは進捗ページから書き出せます。
準備
会員登録や提案にかかる費用、報酬から差し引かれるシステム利用料、契約から支払いまでの流れ、トラブル時に運営がどこまで関わるかを、サービスの公式ページで自分の目で確認する。月額で継続する契約の場合に毎月どう支払われるかも、ここで押さえておく。
開始条件: 特になし。今日そのまま始められる
完了の目安: 手数料の計算方法と差し引かれるタイミング、継続契約の支払いの流れが自分の言葉でメモに書けている/成果物: 登録条件のメモ(費用・手数料・支払時期・禁止事項)
つまずきやすいポイント
- 手数料を引く前の金額で月額を考えてしまう
- サービス外での直接取引が禁止されていることを見落とし、継続契約を外で結んで規約違反になる
止まったら: 公式ページで見つからない項目は、推測で埋めずに「未確認」と書いて次へ進む。契約前の見積もりで確認すればよい。
記事・画像の差し替え、本体・プラグインの更新、バックアップ、表示確認など、毎月行う作業を決める。同時に、障害・改ざん時の対応、深夜や休日の連絡、テーマの改修など、月額に含めないことをはっきり決める。この線引きが、月額に見合わない対応を抱え込むのを防ぐ。
開始条件: wm-01 で禁止事項と支払いの流れを把握していること
完了の目安: 「毎月やること」「別料金で受けること」「受けないこと」がそれぞれ箇条書きになっていて、対応する時間帯も書かれている/成果物: 対応範囲リスト(月次作業/別料金/対応しないこと/対応時間帯)
つまずきやすいポイント
- 「サイトのことなら何でも」と書いてしまい、改修や障害対応の依頼が月額の中で来る
- 対応する時間帯を決めず、休日や深夜の連絡に応じる前提になる
止まったら: 迷ったら狭いほうに寄せる。月額に含める作業は後から増やせるが、含めてから外すのは難しい。
実績づくり
自分で用意した検証用の WordPress で、バックアップを取り、本体とプラグインを更新し、表示を確認し、バックアップから復元するまでを一度通しで行う。手順書として書き出したものが、提案時に見せられる作例になる。
開始条件: wm-02 で月次作業が決まっていること
完了の目安: 更新とバックアップ・復元を検証用サイトで通しで行い、手順書と所要時間の記録ができている/成果物: 月次作業の手順書と、通しで試した所要時間の記録
つまずきやすいポイント
- 更新だけ試して復元を試さず、いざというときに戻せない
- 検証用サイトの構成が単純すぎて、実際のサイトでの表示崩れを想定できない
止まったら: 復元がうまくいかなければ、その手順を「未確認」として手順書に残し、別の方法を試す。復元できない状態で受注しない。
応募
決めた対応範囲と手順書の要約をプロフィールに載せて登録し、月額での更新・保守を求める案件を選んで提案を出す。飾った自己紹介より、毎月何をするか・何をしないか・いつ対応するかが具体的に書かれているほうが依頼者の判断材料になる。
開始条件: wm-02 の対応範囲リストと wm-03 の手順書があること
完了の目安: 登録が完了し、対応範囲と手順書の要約を載せたプロフィールで、条件を確認した案件に提案を出せている/成果物: 公開されたプロフィールと、提案文
つまずきやすいポイント
- サイトの規模やプラグインの数を確認せずに応募し、想定の何倍もの作業になる
- 障害対応を含むかどうかを確認せず、月額の中で夜間対応を求められる
止まったら: 条件が確認できない募集には応募しない。障害対応の要否が分からないまま受けると、月額と拘束時間の両方が崩れる。
受注
管理者権限を預かる仕事なので、パスワードの受け渡し方法、作業用アカウントの扱い、解約時の返却手順を先に決めておく。あわせて、月額に含まない作業を頼まれたときの返答と、更新で表示が崩れたときの連絡の流れを文章にしておく。
開始条件: wm-04 で提案を出していること
完了の目安: 権限の受け渡し・返却の手順と、範囲外の依頼・表示崩れ時の返答が文章で用意できている/成果物: 権限の受け渡しチェックリストと、範囲外依頼・障害時の返答テンプレート
つまずきやすいポイント
- チャットにパスワードをそのまま書いて送る運用を受け入れてしまう
- その場の流れで改修を無償で引き受け、次回以降も月額に含まれる前提にされる
止まったら: 判断に迷ったら、その場で作業を進めず「確認して連絡します」と伝えて持ち帰る。権限を持っている分、勝手に動かさないことが信頼になる。
実際に受注して、最初の月の更新・バックアップ・確認を手順書どおりに行い、報告まで通す。目的は稼ぐことより、実際のサイトで1回の月次作業にどれだけ時間がかかるかを数字で知ることにある。
開始条件: wm-05 のチェックリストが手元にあること
完了の目安: 1か月分の月次作業が完了して報告を送り、作業時間・更新した項目・問い合わせの回数が記録に残っている/成果物: 月次の作業報告と作業記録
つまずきやすいポイント
- バックアップを取らずに更新を始め、崩れたときに戻せない
- 問い合わせへの返答や確認のやり取りを作業時間に入れず、実際の拘束時間を短く見積もる
止まったら: 更新で表示が崩れたら、原因を探る前にバックアップから復元して依頼者に状況を伝える。直すのはその後でよい。
継続
何か月か続けたら、記録をもとに「月額に見合っている作業」と「時間がかかりすぎている作業や連絡」を分ける。ここで対応範囲と月額の基準を調整することが、続けられるかどうかを分ける。
開始条件: wm-06 の作業記録が複数か月分たまっていること
完了の目安: 月ごとの作業時間と問い合わせの回数が並んでいて、対応範囲・月額の基準のどこを変えるか決まっている/成果物: 見直しメモ(続ける作業・外す作業・変更する条件)
つまずきやすいポイント
- 契約が続いていることを理由に、範囲外の対応を月額の中で続けてしまう
- 問い合わせへの返答時間を記録に入れず、月の拘束時間を短く見積もる
止まったら: 判断できるほど記録がたまっていなければ、条件は変えずにもう数か月続けてから見直す。期間が短いうちの判断は当てにならない。
次にすること
チェックした進捗は、進捗ページからいつでも続きに戻れます。